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2010’03.16・Tue

放置プレイなの

先日、先輩から「昔のLSIゲームを集めているんだw」って話を聞きました。

「あ、それなら実家にありますよ。差し上げましょうか?」ってことで実家から、まず一つ持ってきました。

ずっと箱に入っていたのですが、開けてみると見事なまでに埃を被っていました。

察するに、箱のフタに有るわずかな隙間から、長い年月を掛けて埃が中に入って行った結果だな~と判りました。

ワレワレの周りに常に在る空気や、その一現象で有る風には、目に視えないけれども埃が乗っているんだと言う事を再認識しました。



機材保守を行なう上で、この埃と空気に含まれる酸素(錆などに代表される酸化現象など)には気を払って居ないといけません。

使っていないからと言っても、機械は経年劣化(時間と共に老朽化していく)があります。

これの原因の最たるモノが「空気」なんですね。

極端な話、機械などの物質を真空パッケージングすれば、恒久的に保存出来ますが、実際、現実的に不可能です。


少し前に、有る番組で古いVDA(映像分配機)を貸しだしました。

そのVDAは4ユニットで、1ユニットは「1入力6出力」もしくは「2入力3出力」と、内部の基盤で切り替えられるモノでした。

いざ使ってみると、映像がレベルオーバーしている事が画を視て判りました。

終端かな?(75Ω終端が外れると、1V P-Pの映像信号が2V P-Pになります)と思いました。

ただ、現状として「2入力3出力」で使用していたので、終端を掛ける処が有りませんでした。

とりあえず、残っている他ユニット側を使用して頂きました。(2回路しか使ってなくて、よかった!!)

・・・・・

後日、改めて原因を調べてみると。

内部基盤の切り替えスイッチが原因と判りました。
 (2つ有る「1入力6出力」⇔「2入力3出力」のスイッチ)

それぞれが、回路分岐やそれに伴う終端が関連しているのは、すぐに察しましたが、

「何故外れるんだ?」これが問題。

内部のスイッチはずっと切り替えていなかった為に、切り替えた側が酸化して、利かなくなっていたのでした。


対応として、映像出力を波形モニターで確認しながら、ダメな基盤を取り出し、スイッチをガチャガチャッ!っと切り替えてみます。

その後、その基盤の出力を確認すると、治っていました。

スイッチの中で擦り合わせが起こる事によって、内部端子が磨かれて、導通(電気が通っている状態)が復帰したようです。




・・・

古い機械はタマには相手してあげないと「機嫌が悪くなる」と言われる所以がココに有る!と、改めて思い知らされました。

ヾ(´▽`;)ゝ イヤ-マイッタネ・・・



この経年劣化を監視(管理)して、現象が現れたら改善(修理)するのが「保守」の真髄ですね。

キミ!m9(。+・`ω・´) よろしく頼むよ!?










↓機嫌が悪くなる経年劣化の例を挙げておきます。読んでね?
〇埃が溜まり、変な導通が起こる=ショート系
 ・トラッキング現象(コンセントに埃が溜まりショートする。火災の原因)に代表されるような、ショート現象。パソコンの動作不良の原因としても良くある。

 改善策=埃を取り除く。



〇接点の化学変化による導通不良=断線系
 ・長い期間、電気が通る際にカーボン(炭素)を吸着して行き、黒ずんでくる。
 ・長い期間使用しない事による接点の酸化。

 改善策=接点を磨く。導通剤などを使用するのも良い。簡単なものだと、抜き差しするだけで改善してしまう場合も多々有るので、原因追究の際は、何をどう行なったか?の手順をキチンと覚えて置く事!



〇基板上の半田割れ=断線系
 ・長い期間使用していると、温度変化(使用中、機器は熱を発します。他、気温変化など)により、半田などが熱膨張、収縮を繰り返すことで金属疲労を起こし、ある時突如割れる現象。原因の特定が非常に困難な現象である。

 改善策=起きる現象から、現象を発生している基盤を特定。半田の盛り直しを行ないます。古い半田は一端除去するのが理想。(溶かすだけでも効果大。)
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