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2010’02.05・Fri

動かさない方が良い

以前より依頼されていたケーブルが本日完成♪

楽しみながら作らせて頂きました。(厳密な納期が無かったからね~♪)

AC電源タップとハイビジョンシリアルデジタル通信信号対応(HD-SDI用)同軸ケーブル(カナレ製 3C-FW)×2本を抱き合わせたペア線(全長30m)です。


写真掲載スペース(未定・・要らないでしょ?)



まあ、それはそれとして。

それを納品というか、スタジオの機材庫に場所を作ってしまうわけですが、同軸ケーブルの引き出しが良かろうと覗いてみると、過去の遺物的なケーブルが多数入っていました。

「こんなに在っても使わないし、古いやつを選別しよう!」と、思い立ちました!

内容物 内訳

○3C-2V(単芯線 同軸ケーブル。一般家庭のアンテナ線として広く普及していた。)
○5C-2V(単芯線 同軸ケーブル。φが3Cより太い為、伝送ロスが少ない。)
○3C-2VS(撚芯線 同軸ケーブル。やわらかく、巻きやすい。現場向け。)
○5C-2VS(同上)
○5C-FB(単芯線 HD-SDI 用同軸ケーブル。二重シールドの内、外側が金属箔になっている)

・・・・・

「2V系は硬くて使いづらいから要らないな・・・」

 ポイっ(  ̄д ̄;)ノ ⌒○

「2VS系はHD用じゃないけど別用途(SD)で使おう♪やーらかいしね♪」

  イエイ!(  ̄▽ ̄*)ノ○

「FBは~・・・」 「ちゃんと使えるのか?」

    (  ̄д ̄;)?

・・・・・


はい!本記事の革新(核心)はここからです!(・_・;)ヤットカヨ・・


5C-FBは単芯線と言う事も有り、太くて!硬くて!扱いづらい!黒いケーブルです。
(ある程度は色を選べますが基本は黒い方が人気!! 黒は他色より耐候性が高いし、目立たないからです。)

ただ、このケーブルはロケなど、現場で使用するには致命的な弱点があります。

過去、こんな事がありました。



・・・・・



後輩 「○○(←私)さーん!ケーブル断線しちゃいましたー・・・修理お願いします~!」

○○ 「え~!?3日前に作ったばっかりのやつじゃーん!がっかりだよ~!!」
  (ネタじゃなく、マジで言ってました)

後輩 「すみませ~~ん・・・」

○○ 「仕方ないのう。どれどれ・・・」
  (テスターで導通チェックを始める)

テスター「ピーー」(線が繋がっていて、導通が有ると鳴ります)


○○ 「はい~!?キレてないじゃ~ん!キレてないよ~~!?」

後輩 「キレてないっすか?」(そのネタ古いっすよ・・・)

○○ 「キレてないよ~!・・・・・どゆこと?(キレ気味)」

後輩 「うーん・・でも画が出なかったんですよ~・・・」

○○ 「そっか~・・・(切れてるって嘘をつく意味は無い。単純な勘違いか?いや、まずは確認か・・・)」

○○ 「よく判らないから、使っていた状態を再現してみよう!やるぞ!」

後輩 「オッス!了解っす!」


㌧テンカンテン・・(現場使用状態を構築中)スイッチョン ピー!!(再現完了!)


後輩 「どおっすか!?」

○○ 「なぁ~~にぃぃ~!?やっちまったなぁぁ!?・・・・・画が出ない・・・」

後輩 「どういうことっすか?」

○○ 「はっきりとした理由は判らないが、断線では無いけれどもHD-SDI だけが通らないようだ。他は大丈夫だろう?」
  (SDアナログのNTSC信号は画が出る)

後輩 「どうしたら良いんでしょう?」

○○ 「使えないものは、使えないな。確認は出来たし、間違いない。とりあえずは別の使えるものを持ってってくれい!」

○○ 「持っていく前に(使えるのか)確認を忘れずに!」

後輩 「ういーっす!あざーっす!」

○○ 「・・・」 (なんなんだ?この現象は?今までで、こんなこと聞いたことも無いぞ!?)

○○ 「気になるな・・・」



・・・・・(時が過ぎ)



(今は無き)とある、渋谷のスタジオ。

色々と情報を集めているうちに、こちらでカナレ新製品の同軸「5C-FW」を使っていると聞いた。



○○ 「5C-FWが良いと聞いたのですが、どんな感じなんですか?」

渋谷 「単芯線なのは変わらないんだけど、シールド線(芯線と絶縁された上で芯線を覆っている、金属の網状線。外来電波を遮断する)の周りに在った金属箔(二重シールドの外側)がシールド線になったんだよ!」

渋谷 「FBは周りの金属箔が、キンクや折り曲げで浮き上がったりしてしまうと、インピーダンス(内部交流抵抗値)が変わってしまってHD-SDI は通らなくなってしまうんだとメーカーから聞いてね。それで変えたんだ。」

○○ 「えーーー!!!それ、ウチでもありました~~!3日で駄目になっちゃって・・・」

渋谷 「ウチもだよ。ロケから帰ってきたら駄目だって。その日は新品を出したのにだよ?これはおかしい!ってメーカーを問い詰めたんだ。」

○○ 「そういうことだったんですか~。それで金属箔を止めて二重網シールド線のFWを開発したのか・・」

渋谷 「おそらく、そうなんだろうね。FWも使って行ってみないと、(結果的に問題が無いか?)判らないけどさ」

○○ 「そうですね~」



・・・・・



そんなこんなで、今の現場ではFW系を問題無く使っています。 (*^-^*)v

スタジオに残っていたFBはFWが発売される前に「コレしか無いの!」状態で使っていたんですね。

チェック後にHD-SDI が通らなかった日には・・・・・ ポイっ(  ̄д ̄;)ノ ⌒○
(ごめんよ~・・・)

FB系がまったく駄目と云う訳ではないので、主に工事で埋没させる敷線に使い、「動かさない」ようにしています。

ケーブル界でも役割に応じた棲み分けが進んでおります・・・・・( ̄▽ ̄;)
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