本日(厳密には昨日)、やっと長い事解決しなかったスタジオのインカム問題が解けました!

ヽ(´▽`)/ ワーイ♪



私が管理しているT〇C-A1stにて、ここ数週間インカムにハウリング(自分が出した音を自分で拾ってしまい、ぐるぐるループするうちに、その「音」が増幅されてデカい騒音に成る現象) が起こっていました。

今までは出て無かった現象でした。

「何か」が「変わった」

それだけは、間違いない・・・orz





さて、保守管理人としては「何故」「現状」に「到った」か?

を検討します。

( ゜Д゜)・゜゜(大変だぁ~・・・)





まずチェックしたのは、システム上のインカム中枢部。インカムマトリクスでした。

スタジオにはハンズフリーで話せるインカムステーションも有りますが、自分がマイクで喋った音(声)が、その同じ機械からスピーカーで聞こえて来ると、その喋っていたマイクがまたその音を拾ってしまい、結果としてハウる(ハウリングが起きる、ハウリングする)ので、そうならないようにマトリクス回路を組み、自分の声が自分の使っている機器に返らないようにしています。

極稀に、そのマトリクスがバグを起こして設定が変わってしまうことも有るそうです。

・・・

チェックした処、問題なさそうです。
念のため、さらに強化できる設定を追加してみました。

使用している御客様にも、そのまましばらく様子を見て頂きました・・・

しかし、やはり起きる。

むーん…
( ´-ω-)v─~~



そうなると、今度は各機器単体の故障で有る可能性を当たって視ます。

「切り分け」と言われる作業になりますが、問題となっている現象が出ている状態で、各機器を個別にシステムから切り離して視ます。


当初はサブ(サブコントロールルーム⇒副調整室)で起きていた現象なので、サブに有る三台のインカムステーション(TK/PD/TD)(タイムキーパー/監督⇒プロデュースディレクター/テクニカルディレクター)の劣化(故障)かと思い、それぞれでON/OFFして視ました。


・・・


ある状態では「現象」出る

ある状態では「現象」出ない



「現象が治まる状態」でしばらく運用して頂きましたが、それでは「根本的な解決」には至っていない事は重々承知していました。
(; ̄ b ̄)<シ~…(御客様には内密に)




いかんせん、ヒントが掴めなかった!

いったい何処が悪いと言うのか!?

ヽ(# `Д´)ノ ムキーーー!



・・・・



( ´-ω-)v─~~
駄目だ。全然駄目だぜ。



w(;゜Д゜)w師匠!!!








 ピキーン!
(。+・`ω・´)ゞ シャキ!

「俺」は覚醒した。






まずは「基本」に立ち返ろう!

スタジオの設計図(実際にはインカム系統図)を読み込んだ。


ココのインカムマトリクス上にはステーション3台があり、そちらには防衛機能があるが、それでは効果が無かった!

では、その他にぶら下がっている機器の問題では無いか?

個々で入っているインカム機器に・・・


TKインカム(ステーションとは別)
PDインカム(ステーションとは別)
TDインカム(ステーションとは別)
予備4W(4ワイヤー⇒4線式インカムライン)1、2
TKトークライン(タイムキーパーのカウントを個別で下に送れる)
クリアカムA(全回線パーティライン⇒何処とでも通話可能)
クリアカムB(単独回線。何処とも繋がらない)
カメラ1~9(改造品で4Wとクリアカム装備)
ワイヤレスインカム1~4+1R~4R(無線で繋がるインカム機器4+4台)

と、膨大にある。
それらを個別に「切り分け」る必要があった。



そこで、ふと気づいた。

ココのインカムシステムには個々の機器を繋いでいるコネクター盤が存在していた。

つまり、そこで各機器を「切り分け」出来るように、元々設計されていたのだ。

(*゜o゜)ノ おおおおぉぉぉぉ~

すごぅいぃぃぃ~♪ ゜+。(´∀`人)。+




感嘆した。

このスタジオを設計した人は・・・もしや、この事態を想定していた?

いや、間違いなく想定していた。
おそらく、経験からくるものだろう。

そういった確認や検査が必要になった事があるのだろう。と、「察する」



そう。私は自分の「基本」を忘れていた。

機械に相対する時は、それを「作った人」の「思い」を「察する」事で、その機器を把握してきたじゃまいか!?

どんな機械でも作った人は

「こう使われるに違いない」
「こう使ってほしい」
「こうしておいた方が使う人は使いやすいだろうか?」

などなど・・・

さまざまな思いを込めているんだ。


私も「物」を「作る」事が多かったので悟った事だった。


忘れていた・・・

バタリ (o_ _)o




・・・・・


私は設計者の「糸」(意図)を汲み取った。

サブに在るステーションでワザとハウリングが起こる状況を作り出して・・・

一本、また一本と糸(通信線ね)を抜き取っていく。

状態が変化する事を見越して。















起こった・・・

クリアカムAラインだ。


3本が下に繋がっていた。
抜くたびにノイズが増える。

抜くたびにノイズが増えるのは、その糸(ケーブル)が地球(アース⇒電気的な接地)と繋がっていたので抑えられていたノイズ成分が復活したからだ。


原因は解った。クリアカムで間違いない。





・・・・・





クリアカム部の電源を落として視る。

ノイズが無くなった。ハウリングは消えた。


やはり・・・だ。



それでは、クリアカムの「故障」なの?



検証する。


クリアカムユニットに入る音、出て行く音、それぞれのボリュームがほぼ「最大」だった。

ノイズが出ている間は4Wインカムラインのインジケーターランプ(信号が来ていますよ!サイン)が光っていた。

試しにボリュームを絞る(シボる⇒下げる意味の業界語)と、消えた。

(※内部回路的に、許容量を超えてレベルオーバーすると内部発信や信号が伝播することは普通にある)



ヽ(´▽`)/ あはははは~♪

なーんだ、単に上げ過ぎだっただけじゃない!!!!!



バタリ (o_ _)o なんでこんな事になってたの・・・



ボリュームの規定位置を大幅に上げてあった。
しかし、私はココで「基本」に立ち返る!


つまり、そうしたって~事は、そうする「思い」(理由)が有ったはずなんだ!





・・・・・



私はとりあえずクリアカムのボリュームを規定値に戻し、個々の機器間でのトーク(喋り)とレシーブ(聞き)のバランスを視る事にした。

「誰かが喋っている事が誰かに聞こえない」だとか、「誰かにはウルサ過ぎる」事が無いように。


そうしていくうちに、この事象が起こった原因が特定出来た。

クリアカムの子機で6台中3台にサイドトーン(自分の喋った声が自分に聞こえる機能)のバランスが狂っている物があった。

普段は触れないように穴の中に調整用ボリュームが付いているのだが、開けて視たら押し込まれたように曲がっていた。
おそらくは意味が解らない人が試しにドライバーを突っ込んでみて曲げてしまったのだろう。
(実際私がやってみたら、相当慎重にやらないと、すぐ曲がる)

半分の機器がサイドトーンが大きすぎる状態だった。


と、言う事は、次に使った人なりが、自分の声がデカすぎるので聞くためのボリュームを絞り、その為に他から(特に重要なのは監督)の声が聞こえないからとシステム上のクリアカム本体側ボリュームをいじってしまった為に全体のバランスが崩れてしまったのだろう。

と、推察できた。


使う人からすれば、今自分が使っている機器の状態が全てな訳で、他5台と比較して視る余裕なんて無い。

その場限りなら、その狂った一台に合わせてしまった事も十分納得できる。
(実際の現場なら良くあることだ)



私は狂っていた子機3台を規定(サイドトーンが最小になるように)に設定しなおし、各機器間でも不都合が出ないようにバランスを取った。



・・・・・


今回は原因特定までに時間が掛かったが、なんとかやり終えた。

特にウレシイ事は、個々の機械は「故障では無かった」と言う事だ。

バランスが取れた事、そして会った事はもちろん無いが、原因を特定しやすいように設計しておいてくれた設計者の方に大変感謝する。



ありが㌧♪

゜+。(´∀`人)。+
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Categorie心得

2012’04.24・Tue

昔の記憶・・・なの♪

先ほど、コンビニのATMで現金を下ろしている時、以前の記憶を思い出しました。


何か?って言うと、お金を下ろした際に銀行のカードを回収せずに店内をうろちょろしてしまったんですね。

しばらくすると、店員さんに呼び止められました。


(; ̄Д ̄)<もしかして、銀行のカード忘れませんでした!?

                あ!?無い! 多分そうです!> Σ(゜д゜lll)


カードを回収し忘れると、どうなるかと言うと・・・


まず、カードは第三者に持ち去られないようにと、ATM内に飲み込まれます。

そして、忘れた人が居る事を告げる警報?みたいなモノが発されます。

店員さんは、それを聞きつけて声を掛けてくれたんですね。

こうなってしまうと、もう設置店ではどうにもならなくなります。


(その後が大変になるんですわ・・・)


カード回収作業

ステップ1
ATMに記載されている管理会社に連絡をし、カードが飲み込まれた事を連絡。
(その後、管理会社はカードの取り扱い銀行に照会して本人情報を確認)

ステップ2
本人確認の為、番号(暗号、暗証番号)を管理会社と決める。

ステップ3
とにかく、待つ。管理会社のサービスマンが車で来るまで。(いやバイクだったかも!?)

ステップ4
管理会社到着後、本人確認番号を告げ、本人確認書類等(この時は運転免許証)を提示。

ステップ5
本人と確認後、銀行カードを出してもらい、受け取る。


以上です



・・・

ほんのちょっと回収を忘れただけで、このような事になってしまうのですね…orz

もちろん、ATM側に付いている機能は、「持ち主の為」に「配慮」して設けられたモノです。

とはいえ、この一連の作業で一時間程度掛かりました。(管理会社~ATMの距離で増減はします)


ちょっとした気の緩みでこんな事になってしまうのですよね。

いつも通りに、お金を取ったらカードを引き抜くってだけなのにね。

それでも、気が緩むと「いつも通り」すら出来なくなってしまう・・・


いつも通りに淡々と「行う」(こなす?)事が出来るという事は、大切な事です。

でも「いつも通り」に「胡坐を掻かず」「行う」事ですよね。

(;^ー^)b
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Categorie失敗に学ぶ

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