2010’03.01・Mon

予定は未定・・・なの

番組の撮影は事前にスケジュールが組まれています。

ロケーションなどは天候や日照にも左右されますので、急遽中止になることもあります。

私が現場スタッフだった頃、今では笑える事がありました。




 その日は朝から雪だった。

 出発時間が早かった為、ワレワレは前日から本社近くに宿を取り、数名が宿泊していた。

 前日の天気予報では翌日は雪予報。予報は正しかったのだ。


先輩 「本当に今日撮影すると思うか?」

後輩 「無いと思いますよ?」

先輩 「そうだよなー。普通中止だろ。雪降ってるんだぜ?」

先輩 「でも中止の連絡は無いんだよな~・・・」


 ワレワレは雪降る中、淡々と本社に向かった。

 連絡が無い以上、撮影に向かわなければならないからだ。


 本社に着いたワレワレは準備を始めた。

 「トゥルルルル~・・・」鳴り響く電話の音。嫌な予感がした。

先輩 「誰か遅刻か?」

後輩 「いや、全員泊まってましたから。それは無いはずです。」

先輩 「と、いうことは?」

 「ガチャ」先輩は電話に出てみた。

先輩 「はい。はい。解りました。はい・・・」

 一同は固唾を飲んで見守った。

 最悪な予想が的中してしまうのか?誰もが気がかりだった。


 「ガチャ」先輩が電話を切る。


 空気が重かった。誰も言葉を発する事が出来ない。

 沈黙が痛かった。

 おもむろに先輩が場の空気を切り裂いた。

















「今日は中止だ~!!!!」
  

先輩 「ばっかじゃねえの?朝から雪降ってるんだから(撮影)出来るわけねーじゃん!!」
  
先輩 「ったく!何のために泊まったんだか!無駄もいいとこじゃん!」







 その後、ワレワレは社則に則った時間、本社でボ~~っとしていた。

 ここまで来て、中止だからって休日扱いにされては堪ったものではない。 

 皆、何とも言えない心持の中、雪降る道を自宅へと帰路についた。


 

え?話にオチが無いって?

いやいや、キモはそこじゃ無いんですよぅ( ̄~ ̄;)

現場の撮影スタッフというのは有る意味、軍隊に近い物がありまして。

指令部(この場合、制作陣)から連絡が無い限りは、雪が降ろうが槍が降ろうが行かなければ為らない立場だってことなんですね。

現場の撮影スタッフは、この「スケジュール」を基準にして動いています。

が、しかし「予定は未定」と言いまして、突如変わる事や、撮影の進行状況などによって

「押し」=スケジュールより時間が掛かっている事

「巻き」=スケジュールより(もしくは、スケジュールを)早く進めている事

が有ります。


我社の様な撮影技術プロダクションは基本的に「番組を制作する為に雇われている」立場ですので、制作サイド(クライアント側)の決定に従う事に成ります。

・・・

現在、私の立場は某スタジオの機材管理人。

スタジオに各番組の撮影スケジュールは来ますが、必ずしもスケジュールに従うわけではありません。

それは何故か!?を後日解説します!

m9( ̄ー ̄) ビシッ!
スポンサーサイト

コメント(0) TOP
Categorie管理業務

2010’03.05・Fri

予定と実際・・・なの

おまっとさんでした。(; ̄Д ̄)

全開の続きです。


スケジュールは毎回の撮影ごとに決まっています。

明日は8:30開始で撮影技術部が6:30となっていました。

気を付けなければイケないのは、この6:30と言うのは

「先方のお客様の入り時間」だ。と、言う事です。

スタジオ機材管理側の意識としては「誰がクライアントなのか?」です。



つまり、こう言う図式が成り立ちます。



スタジオを使用するお客様(制作側)
 「何時からスタジオを使用しますよ!」
 「技術の入りは何時です!」

↓ (入り時間を指定する)

スタジオ営業部(受注側で在り、発注主)
 「判りました!」
 「技術員はこの時間までに入って下さい。」

↓ (当日の立会い技術員に発注)

スタジオ技術管理(ワレワレ)
 「了解しました。その時間には入ります」




さて、ここで基本に立ち返ります。

ワレワレ技術員は「何のために居る(要る)のか?」と言う処です。

お客様からすると
 「撮影に何も問題無く使用出来れば良い」
スタジオ営業側からすると
 「問題無く撮影が進行し、お客様からクレームが出なければ良い」
技術管理側からすると
 「機材に故障、破損が無ければ良く、破損した場合の責任の所在が明確で有ればよい」

と、なります。これが「立場の違い」です。


これをスケジュールに戻して考えます。

実はスタジオの稼働開始時間と技術の使用開始時間には
「タイムラグ」があります。

今回の場合は入り時間指定が有りましたので「その時間」に入れば問題ありません。

極端な事を言えば「指定が無ければ入らなくても良い」と、いうことに成ります。

何故なら、ワレワレ「機材管理側」は「番組制作側」に雇われているのでは無く、
あくまで「スタジオ営業側」に雇われているからです。

基本的には「開始1時間前」を基準にしていましたが、実際には2時間前指定が多い為にそのような「風習」になりつつあります。

ワレワレ技術員は元番組制作技術側であった為に、今回のような2時間前に入られる理由は解っています。

そして、実際の現場スタッフは準備を行なう低い立場の者ほど「早く来よう」とします。

これは、本人の力量不足(準備が遅い)や、遅刻を恐れる気持ちがそうさせます。

ワレワレ技術員はこの「心理(心裏)」を読みます。

今日の実際の入り時間は「私の中で6時」です。

必ず「早く来てしまう」人が居るからです。

もしも、この「早く来てしまった」人が大問題を起こしたら?

例えば
○機材を壊してしまった(カメラを倒したら数百万チャリーンです)
○火災を起こしてしまった
○誰も居ないうちに、高価な機材を盗み逃走

この場合、責任は全てお客様(番組制作側)に掛かってきます。


サービス残業?では有りますが、ワレワレ技術員はそういったお客様にも対応しています。

ワレワレが必要としている事はアクマで
「機材に故障、破損が無ければ良く、破損した場合の責任の所在が明確で有ればよい」
わけですからね。

・・・・・

以前にあった珍しいスケジュールで
○朝早くに撮影技術が入り準備します。
○撮影開始は9時間後です。
○スタジオの機材は一切使いません
○入り時間指定はありません。

この場合どうなるか?と言いますと、
基準通り、「撮影1時間前」に成ります。

こういう場合は「箱貸し」(建物だけ使う)や「構内ロケ」と呼ばれます。
スタジオ機材管理側で在るワレワレとしては「機材の不正使用」や「紛失が無いか」を確認出来れば良いわけです。

「立場の違い」から、こう言った場合は「撮影スケジュール」に従う事は全く無いです。
アクマで「番組制作技術」に向けたスケジュールで在るからです。


基本的には、ワレワレ「機材管理側」は「スタジオ営業側」に指定された時間(スケジュール)を基準にして動きますが、有る程度は現場の状況を「察して」行動することもあります。

臨機応変に対応しなければ為らない部分は有りますが、基本は

「クライアントの意向に沿う」ということですね。


(;´д` )ノ<(意向を示せないクライアントも居ますけど・・・ボソボソ)

コメント(0) TOP
Categorie管理業務

2010’03.06・Sat

視えない相手なの

最近の業務用カメラは殆どが「光ケーブル」化しています。

ビデオスタジオでは、今や何処でも「光ケーブル」になっています。


アナログ時代のカメラは電線方式でしたが、現代のハイビジョン方式では伝送情報の大きさや信号漏洩の点から、電線方式ではケーブルがものすごく「太く」なってしまいます。

それを解決したのが「光伝送方式」でした。



最近ではインターネットの普及で、ネット回線もアナログ電線方式(ADSLなど)から光伝送方式に移行しつつありますね。

インターネットなどの場合は一度設置してしまえば引っ越しなどをしない限りは、ほぼ動かすこともない敷設線(ふせつせん)ですが、ロケやスタジオで使用するカメラのケーブルは、その都度抜き差しする物ですから、接合点が毎回空気にさらされます。
気を付けて取り扱いはするのですが、たまに光ケーブル内の光ファイバーが汚れてしまう事もあります。

こうなると、映像信号が通過出来なくなる為に、観測機器の方でアラームが発信されて使用不可になります。


現場的に「使用できない」では困ってしまいますので、現象を改善するべく、ケーブルコネクターの清掃に入ります。
光ファイバーは髪の毛程度の太さしか無く、このファイバー内を通過する光を阻害している汚れは、はっきり言って「目に視える物」ではありません!



実際のファイバーの拭き方はマニュアルに依存するとして、気を付けなければ為らない点があります。

〇アルコール(無水エタノール)を使用した場合は必ず「空拭き」が要る。

 無水エタノールは不純物が無いので全て揮発すると言う理由から使用しますが、実際に使用してみると何かしら残る場合があります。
きちんと「空拭き」しないと、逆に通信不良を招く場合があるので、ほとんどの場合はアルコールを使用せずに清掃します。

実際、アルコールを使用しなければならないほど酷い汚れが付く事はほとんど無く、目に視えない埃がファイバーの上に乗ったくらいで、空拭きすると改善することが殆どです。

マニュアルに書いてある事をそのまま実行すると、毎回アルコールを使用するかのように思われますが、そんなことはありません。

マニュアルに書いてある事は「基礎」なので有って、
必ずその通りに行なわなければならない!と言う事はありません。

これらは経験として、ファイバー清掃を繰り返していくウチに実感出来ると想います。


・・・

もし、清掃しても復帰しない場合は「ファイバー折れ」(早い話がケーブル断線)の可能性が高いので、その時は潔く諦めましょう・・・

(; ̄Д ̄)ハア・・・




(↓おまけデータと小話)
 ...READ MORE?

コメント(0) TOP
Categorie修理

2010’03.08・Mon

残りモノ・・・なの

ワレワレの業務には、「スタジオの機材管理」と合わせて「消耗品」等の「在庫管理」も有ります。

「消耗品」の最たる物は「電池」でしょうか。

他にも、「各機器の予備部品」等もあります。

今回は、この「消耗品」である「電池」の発注について。


電池発注の決まり

〇発注先
 
 アスクル

〇発注方法

 規定の書式にカタログより必要な要項を記載、捺印の上、本社総務部〇〇に提出。
 もしくは、FAXにて送付する。

〇発注に関する諸条件

 ・在庫の下限 
  一箱40本入りの電池を箱単位で20箱以下に為った場合に発注する。

 ・仕入れの下限
  400本入り(10箱)単位で3セット以上(1200本)で有る事。




さて、この発注に関して。何か疑問が有りますでしょうか?

いや、不明な点と言った方が良いかな??

諸条件が決めてありますが、「何故決まったのか?」が理解出来ますでしょうか?

これにはキチンと理由が有って決めています。



では、その理由について説明します。

〇何故電池なのか?

 電池を使用している物に

 ・ワイヤレスインカム
 ・ワイヤレスマイク

 が、あります。インカムに関しては標準で充電池方式も有りますが、管理上、充電池と乾電池を用意しなければならない処から、乾電池を採用して統一しています。

 充電池方式は使用する前から充電を行なっていなければならず、通常全台数を使用するか不明なワイヤレスマイクに対して、充電池を採用する利点が見当たりません。
 その点、必要な分を使用して、不要な物には使わないで済む乾電池方式を採用した経緯があります。

〇何故アスクルなのか?

 ・本社総務部にて一括発注を行なう為、精算の必要が無い。(経理上もやり易い)
 ・スタジオまで品物を発送してくれる。(輸送コストや本社から輸送する手間が掛からない)
 ・迅速である。(アスクル=明日来る が、名前の由来です)
 ・電池単価が安い。(後述しますが、まとめて買うと、さらにお安くなります。)

〇在庫、仕入れの下限は何故あるのか?

 ・在庫に関して

 スタジオでの標準的なワイヤレスインカムの電池交換頻度を過去の使用率データから割り出して、往々にして一日1箱(40本入り)で足りる事が判っています。他にワイヤレスマイクを使用した場合でも、一日2箱~2箱半というデータが有ります。
 下限20箱は大体10日分を目安に残す事にしており、電池発注から届くまでに、どんなに遅くとも一週間以上は掛からないとの見込みから決めております。
 実際の現状として、アスクルに替えた為、もう少し減っても問題は有りませんが、本社の一括発注日が金曜と決められている為に、不測(不足)の事態を避けるために余裕を持って発注するようにしています。

 ・仕入れに関して

 仕入れの際、アスクルには業務用パック(400本入り)が有ります。その業務用パック3セット以上購入で、さらに安く購入する事が可能ですので下限を30箱(400本入り3セット)としています。

 他、保管場所の都合で、在庫容積は最大でも80箱が限度です。発注の際は在庫を確認の上、保管場所に納まる範囲での発注を心がけて下さい。

例(在庫20箱でしたら、発注下限30箱以上、上限60箱まで)






・・・以上で説明を終わります。m(_ _)m


今回はかなりお堅い話になってしまいましたが、「決まりごと」には、何でも「そう決めた理由」と言うモノが有ると言う事が理解頂けたなら幸いです。

それと、もしも今以上の好条件が整うのならば、現在の「決まりごと」はいつでも変える事が可能です。変える事を、ためらってはいけません。
そして、「決まりごと」を変える際は関係各所への通達を厳に行なう事を忘れずに。

(*‘-^)-☆ ヨロピコ♪

コメント(0) TOP
Categorie管理業務

2010’03.10・Wed

色のイメージなの

修理を行なう上で、電線の識別には色のイメージに応じた大体の決まりが有ります。

今回はデータとして電気関係を扱う上での一般的な知識を記載します。



〇AC(DC)ケーブル等の2線式
 ・黒白で判別することが多い。基本的には白がアース側になる。
 ・有色線の場合は色付きが+で、色無しが-(アース)になる。
 ・有色線は赤白や青白など、スピーカーケーブル等に多い。
 ・色付きをホット(H)、色無しをコールド(C)と呼ぶ事もある。
 ・色付きで、例えば赤青の場合は暖色系(ホット系)が+、寒色系(コールド系)が-になる。

〇同軸ケーブル等の2線式
 ・同軸線でのアースはシールド線となる。(◎←断面がこんな感じのケーブルです)
 ・シールド線とは、芯線の周りを覆う網上の線。
  静電シールドを形成し、芯線への電波流入を防ぐ。
 ・被服の色で信号の種類を識別する事が多い(各局ごとに規定が有ります)

例 (あくまで例ですので、各スタジオ規定は調べること。)
 ○赤=BB(ブラックバースト信号)
 ○紫=HD-SDI(ハイビジョン用デジタル信号)緑の場合も多い。
 ○橙=3値SYNC(ハイビジョン対応 同期信号)
 ○白=SD-SDI(デジタルコンポーネントのD1信号)

〇インカムヘッドセット用 4W(4W=フォーワイヤー=4線式)
 ・TH,TC(トークホット,コールド)で2線、RH,RC(レシーブ)で2線を合わせた物
 ・トークはヘッドセットマイクからシステムに向かう信号の+-
 ・レシーブはシステムからイヤホンへ向かう信号の+-
 ・トーク線はおおむね、赤線(+)とシールド線(-)であるが、例外が多い。
 ・レシーブ線はおおむね黒線(+)と白線(-)であるが、例外が多い。

インカム系はその都度調べた方が良いと思われます。下記に実例を記します。

 ○タムラインカム番線(ワイヤレス用SR-30系)
 1=TH 赤線
 2=TC シールド線
 3=NC
 4=NC
 5=RC 黒線
 6=RH 白線
※(NC=ノンコネクション=繋がって無い)

 ○アシダインカム番線(池上カメラ用HRM-808D)
 1=TC シールド線
 2=TH 赤線
 3=RC 黒線
 4=RH 白線

 ○アシダインカム番線(ソニーカメラ用HRM-201D)
 1=TC シールド線
 2=TH 白線
 3=RC 黒線
 4=RH 赤線

・・・

並べて視ると、結構適当だなあ(;´д` )ハア・・



〇多芯ケーブル等の基本的な話(8芯線などは8色になっています)

 多線式の場合は部品(抵抗器 等)で使われているカラーコードを元に番線を決めている事が多いです。

 ・黒=0もしくは1倍
 ・茶=1もしくは10倍
 ・赤=2もしくは100倍
 ・橙=3もしくは1,000倍
 ・黄=4もしくは10,000倍
 ・緑=5もしくは100,000倍
 ・青=6もしくは1,000,000倍
 ・紫=7もしくは10,000,000倍
 ・灰=8もしくは100,000,000倍
 ・白=9もしくは1,000,000,000倍

これを覚えておくと、大体のことで応用出来ます。

音声の4対ケーブル等はこのカラーコードでケーブル番号が判別出来るようになっている物もあります。

暗証番号などを色で表しておくと、何かオシャレな暗号っぽくてイイですよね♪


カラーコードの概念は虹などから来た発想なのかもしれませんね?

虹だと日本では「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」ですね。

照明で使われる色フィルターはこちらの虹的な並びを採用しているようです。おおむね、
「ピンク、レッド、アンバー、イエロー、グリーン、シアン、ブルー、バイオレット」
系になっています。

不思議なもので、一度覚えると数か所忘れても大体の色の流れから想いだせたりします。
これは虹のようなイメージが頭の中に残っているからなんでしょうかねぇ?


自然界で波長の短い光が赤系、逆に波長の長い光が青系になります。

空が青いのは、大気の層を抜けきれなかった波長の長い青成分が乱反射するので青く見えるんだそうです。

地球は丸い為に、夕焼けなど日が沈むときは光が通過する大気の層が厚くなり、波長の短い赤成分も乱反射して見えるようになるので、赤く見えるんだそうです。



いかがでしたでしょうか?

色もイロイロあるけれど、数字と対応させて識別することも多いので、是非覚えてみてください。

多芯線ケーブル修理を行なうのであれば、必須かもしれません。

知らなくても、何とでもやりようはありますけどね~。工夫ですわ♪

ヾ(´▽`;)ゝ テヘヘ

コメント(0) TOP
Categorieデータ

2010’03.16・Tue

放置プレイなの

先日、先輩から「昔のLSIゲームを集めているんだw」って話を聞きました。

「あ、それなら実家にありますよ。差し上げましょうか?」ってことで実家から、まず一つ持ってきました。

ずっと箱に入っていたのですが、開けてみると見事なまでに埃を被っていました。

察するに、箱のフタに有るわずかな隙間から、長い年月を掛けて埃が中に入って行った結果だな~と判りました。

ワレワレの周りに常に在る空気や、その一現象で有る風には、目に視えないけれども埃が乗っているんだと言う事を再認識しました。



機材保守を行なう上で、この埃と空気に含まれる酸素(錆などに代表される酸化現象など)には気を払って居ないといけません。

使っていないからと言っても、機械は経年劣化(時間と共に老朽化していく)があります。

これの原因の最たるモノが「空気」なんですね。

極端な話、機械などの物質を真空パッケージングすれば、恒久的に保存出来ますが、実際、現実的に不可能です。


少し前に、有る番組で古いVDA(映像分配機)を貸しだしました。

そのVDAは4ユニットで、1ユニットは「1入力6出力」もしくは「2入力3出力」と、内部の基盤で切り替えられるモノでした。

いざ使ってみると、映像がレベルオーバーしている事が画を視て判りました。

終端かな?(75Ω終端が外れると、1V P-Pの映像信号が2V P-Pになります)と思いました。

ただ、現状として「2入力3出力」で使用していたので、終端を掛ける処が有りませんでした。

とりあえず、残っている他ユニット側を使用して頂きました。(2回路しか使ってなくて、よかった!!)

・・・・・

後日、改めて原因を調べてみると。

内部基盤の切り替えスイッチが原因と判りました。
 (2つ有る「1入力6出力」⇔「2入力3出力」のスイッチ)

それぞれが、回路分岐やそれに伴う終端が関連しているのは、すぐに察しましたが、

「何故外れるんだ?」これが問題。

内部のスイッチはずっと切り替えていなかった為に、切り替えた側が酸化して、利かなくなっていたのでした。


対応として、映像出力を波形モニターで確認しながら、ダメな基盤を取り出し、スイッチをガチャガチャッ!っと切り替えてみます。

その後、その基盤の出力を確認すると、治っていました。

スイッチの中で擦り合わせが起こる事によって、内部端子が磨かれて、導通(電気が通っている状態)が復帰したようです。




・・・

古い機械はタマには相手してあげないと「機嫌が悪くなる」と言われる所以がココに有る!と、改めて思い知らされました。

ヾ(´▽`;)ゝ イヤ-マイッタネ・・・



この経年劣化を監視(管理)して、現象が現れたら改善(修理)するのが「保守」の真髄ですね。

キミ!m9(。+・`ω・´) よろしく頼むよ!?










↓機嫌が悪くなる経年劣化の例を挙げておきます。読んでね?
 ...READ MORE?

コメント(0) TOP
Categorie保守知識

 |TOPBack